📺 紅茶が日本のマスコミをダメにした? +新壱万円札の顔 6.25

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Tea Clipper (イギリス お茶の運搬船)

 

 ここでは該当する歴史の年代は詳しくは述べません。

  

史実専門ではなく歴史の線・ストーリーを大掴みで

 

お読みくださればありがたいです。

 

 

 

それでは

 

15世紀中~17世紀中に大航海時代と言われていた頃をスタートします。

 

 

ヨーロッパ人がアフリカ・アジア・アメリカ大陸へ大規模な航海を行い、

 

発見者利益とでもいう”早い者勝ち”競争で

 

その土地で略奪や搾取・奴隷化などを争った時代です。

 

特にポルトガルとスペインが勢力を持っていました。

 

 

日本は室町時代から江戸時代です。

 

 

日本国内の争乱に明け暮れていた頃

 

ヨーロッパはすでに

 

世界戦略を始めていたわけです。

 

 

ここでその利権を奪うべく登場したのが

 

誇り高きイギリスです。

 

フランスやスペインの艦隊を破り一気に

 

海洋国のトップになったわけです。

 

 

戦争の話は抜きにして、この時代貿易で盛んだったものが

 

香辛料(コショウ、トウガラシ,ショウガ,シナモンなど)です。

 

イギリスはお茶も買い入れていました。

 

 

ここからテーマのストーリーが始まります。👏

 

中国からお茶を大量に買いました。

 

食器やコーヒーカップの磁器もです。
  

海の王者でしたが紅茶中毒とでも言うほど

 

お茶を買い過ぎて

 

大艦隊を維持するお金がなくなっていきました。

 

.............イギリスのものは中国人は欲しがりませんから、売れません。

 

 

何かいいものがないかと知恵を絞り、あちこちと情報収集。

 

ついに、当時インドあたりで栽培していたアヘンに目をつけたわけです。

 

理由は、中国人はアヘンを吸うことが好きだとわかったのです。

 

 

そこでインドのガンジス河はさんで大阪から東北ぐらいの

 

スゴイ広い地域に芥子の花(アヘン)の栽培を始めました。

 

これを仕切ったのが有名な”英国東インド会社です。

 

表向きの香辛料貿易はきれいごとであり

 

のちに、アヘン戦争に至る原因のアヘンを中国に売ったのです。

 

 

この時に活躍した帆船が上にある絵のお茶の運搬船

 

Tea Clipper (ティークリッパー)なのです。

 

*積荷がアヘンならopium(アヘン)clipperになります。

 

 

他国よりも数倍速いので利益も倍速ですね。

 

こうして中国の広東(広州)を港にして

 

中国全土にアヘンをばら撒いたのです。

 

あまりに売れすぎて香港にも進出しました。

 

 

この時 船の医者上がりの社長が始めた

 

ジャーディン・マセソン商会が中心となりました。

 

このマセソン商会が重要な役を後に持担ってきますので

 

覚えていてくださいね。😊

 

 

中国も国の存亡の危機を感じ戦争となりました。

 

中国にも優秀な将軍はいたのですが

 

皇帝が弱腰で将軍を追いやり

 

白旗をあげ、強力なイギリスに負けました。

 

 

結果、イギリスは莫大な賠償金と共に

 

香港を支配する権利を得たわけです。(名目は借地ですが)

 

 

これが今”香港デモ”のニュースで注目の

 

中国で唯一自治権をもっている(実態は別でしょうが)

 

香港の始まりです。

 

 

150年間イギリスの植民地でしたから

 

その影響を今も残していると言えましょう。

 

彼らは中国人というより自治・主義・主張を持った香港人ですね。

 

どうでしょう?歴史が現在にリアルにつながっていますね。😊

 

 

さて、話はここにアメリカが登場します。

 

「われにも儲けさせんかい!」(ヤクザ?)

 

しかしインドはイギリスが支配していてアヘンは作れません。

 

そこでアフリカをぐるーっと回って行きついた所が

 

トルコなのです。

 

インド産よりは質は落ちますが、なにせ安いし

 

中国人にとってはアヘンはみな同じです。

 

ラッセル商会が中心となりました。

 

これも覚えておいてくださいね。😊

 

しかし南北戦争でアメリカは本国が大変で

 

貿易どころではなくなり

 

力を弱めていきます。

 

 

一方イギリスはさらに勢いを増し儲けを増やしていきます。

 

ここで困ったのがもうけ過ぎた資金の管理と本国への送金です。

 

 

そして作ったのがHSBCです。

 

つまり,今もある香港上海銀行なのです。

 

これも覚えておいてくださいね。😊 ↓

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a5/HSBC_Hong_Kong_Headquarters.jpg/450px-HSBC_Hong_Kong_Headquarters.jpg

 

ここまででお分りでしょうが

 

米英を筆頭に欧州各国の

 

今ある国の元資金というか富のルーツの一つは

 

侵略であり、アヘンであり、奴隷や植民地の財産の搾取と言うことです。

 

悪く言えば、海賊であり、麻薬密売であり、奴隷商人と変わりないとも言えます。

 

 

 脱線しますが..........

 

日本も太平洋戦争の理由として

 

アジアの国を侵略したと言われていますが

 

台湾 インドネシア パラオ他 親日国が多いのは

 

何故でしょうか?

 

現地の近代化・自立・独立・教育を促していた歴史があるわけです。

 

陸軍や商社の麻薬貿易はともかく、奴隷・搾取はなかったと考えます。😶

 

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話を戻します。

 

欧米の富の成り立ち理由が一つ

 

分かってもらえたでしょうか?😶

 

 

💰 お金持ちになったイギリスは

 

中国の次に狙うのはどこか?

 

そうです...............。

 

鎖国状態の日本です。

 

 

でもイギリスとしては

 

お金は使いたくないし戦争も嫌だ。

 

キリスト教も思うように広まらないし。

 

 

こうなると、どうするでしょうか?

 

内乱・クーデータ・革命を起こさせる。

 

その後主導権を握るようにすれば良いと考えたわけです。

 

つまりは討幕のスポンサーになることでした。

 

 

特に薩摩・長州・土佐藩の若者を支援したわけですね。

 

 

しかし討幕の為なので

 

これらの藩はアヘンより火薬・銃・大砲・軍艦が欲しいのです。

 

 

ここで登場するのが有名な長崎にいたグラバーなのです。

 

何を隠そうグラバー邸

 

イギリスのマセソン商会(前述)の長崎支店だったのです。

 

(......最近、密会のための隠し部屋も発見されましたね。😶)

 

 

ここで竜馬を筆頭に各藩の有力者と密談していたのでしょうか。

 

金もない土佐藩の脱藩者の竜馬が縦横無人に活躍できた

 

その資金源だったのではないでしょうか。合点?

 

 

討幕後、民主主義を主張していた竜馬。

 

でも竜馬は知り過ぎていた男だったのでしょうか。

  

最後には、

 

土佐藩邸の目と鼻の先の京都近江屋で

 

暗殺されてしまいました。

 

 

剣の使い手であった竜馬と中岡慎太郎だったのに...........。

 

 暗殺者は顔見知り?........真相は不明のままです。😶

 

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少し飛んで明治維新に移ります。

 

小説のような維新ではなくて、

 

美化できない血みどろの

 

国内の騒乱・殺戮図です。

 

まともに教科書にのせられませんね。😐

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ここで維新の中心となった特に長州人(山口県)に注目です。

 

*ちなみに安倍首相も長州人。

 

長州の5人です。

 

伊藤博文井上馨他 5人がマセソン商会のおかげで

 

イギリスに留学しています。

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この結果5人はイギリスに借りが出来たことになりました。

 

この借りが大きいのです。

 

後、壱万円札の”福沢諭吉”に繋がっていくのです。

 

 

ちなみに、この福沢諭吉も実はアメリカ留学の際

 

マセソンの甥の世話になっているのです。

 

そして中国へ行った際、奴隷化している中国人をみて

 

日本も同じ様にしてはいけないという決意で

 

経済・教育・海外交流の発展のため尽力したといいます。

 

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お分かりですか?

 

つまりアヘンで得た富が日本のお札につながっていることを。

 

 

もう少し詳しく言いますと

 

維新後、日本はイギリスを目標にしました。

 

日本は貿易と特にイギリスに貢ぐために

 

金貨・銀貨が必要なりました。

 

ここで日本初の大蔵省造幣局の設立です。

 

いまの大阪城あたりでしょう。

 

 

でも自分(日本)では造幣できません。

 

 

「私たちがお手伝いしましょう。」

 

 

マセソン商会の仲介で

 

香港上海銀行が支援して造幣機・鋳造機や人材を送りました。

 

 

その後 横浜正金銀行ができ現在の三菱UFJ銀行に繋がっていくのです。

 

 

しかも長州の5人が中心になっているということです。驚きですね!

 

なので三菱系・慶応系の福沢諭吉が一万円札の顔に長くなりました。😶

 

 

.......... 金銀がなくなり次は紙幣です。印刷局・日本銀行の出番です。

 

 

ちなみに 2024年に新壱万円札の顔になる渋沢栄一

 

維新後、伊藤内閣で井上馨が大蔵大臣の時の右腕です。

 

井上に厚く信頼されており

 

産業振興や社会インフラに実績を上げました。

 

フランス派遣経験があり

 

どちらかと言うと三井物産系統でしょうか。

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農家出身(埼玉県深谷市)で.......若い頃は

 

剣術(北辰一刀流)を通じて

 

長州藩志士と親しくしていくうち

 

尊王攘夷に目覚めたといいます。

 

ですから長州の5人のうちの

 

伊藤と井上に深く繋がりがあるのです。

 

つまり

 

長州の5人の遺伝子

 

未だに

 

お札の顔として

 

リアルに今に受け継がれているのです。不思議。😶

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さて日本は日清・日露戦争を経験し

 

発展しましたが

 

面白くないのはアメリカです。

 

日本の発展とアジア進出を苛立って見ていました。

 

中国の利権を目的にしていましたから

 

日本が目障りになりました。

 

そして経済封鎖を仕掛け、平和交渉も無視し

 

日本を真珠湾攻撃に誘い込みました。

 

この時の大統領がフランクリン・D・ルーズベルトです。

 

今、この事実は共和党の人には知られているということです。

 

彼の後 トルーマン大統領が継ぎ

 

原爆投下による一般市民の大虐殺が行われました。

 

そして日本の無条件降伏。

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いかがでしょうか?

 

アメリカは

 

相手が先に攻撃をするように仕掛け

 

最後には完膚なきまで破壊する。

 

その昔、騎兵隊はインディアンを攻撃する時、

 

男たちが戦いに出て、留守になったところの

 

女・子供だけの部落を攻撃したのと同じです。

 

 

これがアメリカの戦略的戦争の仕方です。

 

 

これは今も本質は変わっていないでしょう。

 

 

覚えておくことです。

 

 

つまり今、トランプ大統領を絶対に甘く見てはいけません。

 

現在、イランに対して、制裁と攻撃を辞さない姿勢が証明しています。😶

 

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 アメリカ大統領

 

フランクリン・D・ルーズベルト

 

は 真珠湾攻撃を知り小躍りしたそうです。

 

第二次世界大戦へ参戦の大義名分ができたからです。

 

中国の利権も近づいてきたということでしょうか?

 

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さて、

 

彼の名前にあるDに注目です。

 

デラノ 一族のDです。

 

正式には

 

フランクリン・デラノ・ルーズベルト

 

です。

 

彼の母方の祖先であり富裕層です。

 

このデラノ一族が参加していた商社。

 

 

また 「何を隠そう........」ですが

 

前述したアヘン貿易商の

 

 

ラッセル商会です。

 

 

彼は母親の強い影響を受けています。

 

祖先の成り立ちからしても、

 

富と地位を求める.........

 

その遺伝子を持ったルーズベルト大統領

 

世界恐慌で減退していた

 

アメリカを戦争に導きました。

 

(フーバー元大統領は彼を狂人として手記に残しています)

 

教科書にはのらない内容です。

 

参考にどうぞ ↓

www.yoimonotachi.net

 

日本は必然的に追い込まれ戦争に突入したのです。

 

*ちなみにブッシュ家祖先も似たようなルーツのようです。

 

そうです日本は誇りを持って良いのです。

 

何故か?

 

敗戦後......

 

マッカーサー将軍/GHQの行ったプレスコードが原因です。

 

参考にどうぞ ↓

www.yoimonotachi.net

天皇陛下よりも偉い存在でした。

 

彼は反米や

 

戦争の日本の正義を表す記事を排除し、

 

再度、愛国精神につながることのないように

 

紙の流通停止、営業停止令を持ち出して

 

新聞社を脅したのです。

 

簡単に言いますと

 

これが現在の新聞社・マスコミの原罪となったわけです。😶

 

愛国心・誇りを持つことへの否定です。

...........................................................................

 

情けないことに香港のデモのような迫力は

 

今の日本には見られないのです。

 

............................................................................

 

マスコミを安易に信じないで

 

情報判断しましょう。

 

そして年号を暗記するよりも

 

先に歴史のつながりを学ぶ方が

 

今を理解できそうです。

 

 

 

まとめ:

 

香辛料貿易から始まった大航海時代。

 

紅茶好きのイギリス ➡ アヘンによる富 ➡ アヘン戦争 ➡

 

 米英の台頭 ➡ マセソン商会と維新の英雄との関係 ➡ 

 

 明治政府とイギリス ➡ 日本は欧米の目障りか ➡

 

 ルーズベルト大統領の資産の源はアヘン ➡ 世界恐慌 ➡

 

 太平洋戦争 ➡ 敗戦処理  ➡ GHQのプレスコード ➡

 

 日本人の精神性の衰退 ➡ マスコミの弱体化

 

となりました。

 

 

アヘンが生んだ富が絡んだ大雑把なストーリーです。

 

*あくまでも個人観です........。😶

 

 

最後に

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マッカーサーが日本をどう価値評価していたか。

 

発言内容がある米公文書をご紹介して終わりにします。

 

マッカーサーのアメリカ議会証言録

総司令官解任後の1951年5月3日から、

マッカーサーを証人とした上院の軍事外交共同委員会が開催された。

主な議題は「マッカーサーの解任の是非」と

「極東の軍事情勢」についてであるが、日本についての質疑も行われている。

 

 以下抜粋:

日本は産品がほとんど何もありません、蚕を除いて。日本には綿がない、羊毛がない、石油製品がない、スズがない、ゴムがない、その他多くの物がない、が、その全てがアジア地域にはあった。日本は恐れていました。もし、それらの供給が断ち切られたら、日本では1000万人から1200万人の失業者が生じる。それゆえ、日本が戦争に突入した目的は、主として安全保障(security)によるものでした。原材料、すなわち、日本の製造業に必要な原材料、これを提供する国々である、マレー、インドネシア、フィリピンなどは、事前準備と奇襲の優位により日本が占領していました。日本の一般的な戦略方針は、太平洋上の島々を外郭陣地として確保し、我々がその全てを奪い返すには多大の損失が生じると思わせることによって、日本が占領地から原材料を確保することを我々に黙認させる、というものでした。これに対して、我々は全く新規の戦略を編み出しました。日本軍がある陣地を保持していても、我々はこれを飛び越していきました。我々は日本軍の背後へと忍び寄り、忍び寄り、忍び寄り、常に日本とそれらの国々、占領地を結ぶ補給線に接近しました。)

— p.170、General Macarthur Speeches & Reports: 1908-1964

...........................................
(まぁ、ドイツの問題は日本の問題と完全に、そして、全然異なるものでした。ドイツ人は成熟した人種でした。アングロサクソンが科学、芸術、神学、文化において45歳の年齢に達しているとすれば、ドイツ人は同じくらい成熟していました。しかし日本人は歴史は古いにもかかわらず、教えを受けるべき状況にありました。現代文明を基準とするならば、我ら(アングロサクソン)が45歳の年齢に達しているのと比較して日本人は12歳の少年のようなものです。他のどのような教えを受けている間と同様に、彼等は新しいモデルに影響されやすく、基本的な概念を植え付ける事ができます。日本人は新しい概念を受け入れる事ができるほど白紙に近く、柔軟性もありました。ドイツ人は我々と全く同じくらい成熟していました。ドイツ人が現代の国際的な規範や道徳を放棄したときは、それは故意によるものでした。ドイツ人は国際的な知識が不足していたからそのような事をしたわけではありません。日本人がいくらかはそうであったように、つい過ってやったわけでもありません。ドイツ自身の軍事力を用いることが、彼等が希望した権力と経済支配への近道であると思っており、熟考の上に軍事力を行使したのです。現在、あなた方はドイツ人の性格を変えようとはしないはずです。ドイツ人は世界哲学の圧力と世論の圧力と彼自身の利益と多くの他の理由によって、彼等が正しいと思っている道に戻っていくはずです。そして、我々のものとは多くは変わらない彼等自身が考える路線に沿って、彼等自身の信念でゲルマン民族を作り上げるでしょう。しかし、日本人はまったく異なりました。全く類似性がありません。大きな間違いの一つはドイツでも日本で成功していた同じ方針を適用しようとしたことでした。控え目に言っても、ドイツでは同じ政策でも成功していませんでした。ドイツ人は異なるレベルで活動していたからです。)

— p.312、Military situation in the Far East. Corporate Author: United States.(1951) 出典:ウィキペディア

 

 

以上

 

📺 

紅茶が日本のマスコミをダメにした?                                  でした。

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