📖 持ちすぎて動けない? 

f:id:yoimonotachi:20200325143110p:plain

 
👨捨てられないワケ

 

家人に捨てろと、年中言われているミニカー、他コレクション。

 

でも手放すことは、貯めることよりもはるかに難しい。

 

自分の家の中が ガラクタ(自分は断固そうは思わないが)

だらけになってしまうのを見てもそれはわかる。

 

切手や時計や絵画の愛好家たちが、

自分のコレクションをめったなことでは

交換も売却もしないのはこのためだ。

 

何故か?

同じものでも 自分のものになると別なのだ。

手に入れる前よりも価値があると感じてしまう。

 

売ろうとするときにも、

自分ならこれなら払ってもいいと思っている金額よりも、

相手には高く要求してしまう。

 

f:id:yoimonotachi:20200325142844p:plain


.................................................................................................................................

心理学者ダン・アリエリーはこんな実験をした。

 

抽選でしか手に入 らないバスケットボールの大事な試合のチケットを、

抽選に外れた学生にいくらなら買ってもいいかとたずねてみた。

 

学生たちが払っても いいと言った金額の平均は170ドルだった。

 

そのあとで、チケット を当てた学生たちに、

いくらだったら手放してもいいかをたずねたところ、

 

平均の売値は約2400ドルになった !

 

所有したものの価値を 高く見積もる1つの証拠である。

 

不動産ビジネスの世界にも同じことが見られる。

 

売る側は

自分の家の価値をいつも市場価値よりも高く評価してしまう。

 

一般的な 取引価格であっても、

所有者側は、こんな値段で買い叩くなんて不公平だ、

失礼だ、と感じてしまう。

 

なぜなら、所有者は自分の家に愛着があるからだ。

 

所有者は、こうした感情的な付加価値の分

購入者が支払うべきだと考えているのである。

もちろん、それはばかげたことであるが。

...........................................................................................................

どうしたら良いか?一つの結論:

 

所有意識が原因。

 

所有意識をなくすためにも

できるだけ、「自分のものではない」
と考えるようにしよう。

 

自分の所有しているものは、

「宇宙」から 一時的に借りただけ、と考えるようにしよう。

 

いつでも
すべてをもって行かれてしまう可能性があるのだと思っていよう。

 

......過去はすでにないものばかり、

未来は今あるものだけ。

 

亡くなればすべて無くなるのだから。

......これ悟りでしょうか?😎

 

♬ 夢ならずっと持っていられますね。

スポンサーリンク

TOPに戻る↑