🌎 436. トピックス・マインド 20.12.5

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スコットランドの北西、ヘブリディーズ諸島の住人にとって、頭にシラミがいるのは

ごく当たり前のことだった。


シラミがいなくなると、シラミの飼い主は病気になり、熱を出した。

そのため、熱を下げようとして病人の頭にわざわざシラミを放った。

 

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どうやら島民は正しいことをしていたようで、成果があった。シラミが再び頭に住みつくと、すぐに患者の具合はよくなったのだ。

 

 

ある町で、消防署の出動状況を調査した結果、

火災による被害の大きさと出動した消防士の数に関係があるという結論が導き出された。

それによると、消防士の数が多くなればなるほど、損害が大きくなるという。

 

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そこで市長はさっそく消防士の採用をやめ、

予算を削減した。

 

この2つの話は、 ハンス= ペーター.ベック= ホルンボルトとハンス= へルマン

ドゥッペンの著作「卵を産んだ犬」

(邦訳未刊)の中で、よくある原因と結果の勘違いを説明するために紹介されている。

 

最近読んだ新聞にもこんな記事があった。

 

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本がたくさんある家庭の子どもは本が少ない家庭の子どもよりも成績がいい、という記事だ。

 

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この調査結果が発表されてから、世
の親たちは本を買いあさるようになったらしい。

 

「誤った因果関係」のいい例である。

 

実際には、一般に、教養のある親はそうでない親よりも、子どもの教育に関心があるというだけのことだ。

 

教養のある親はそうでない親より多くの本をもっているが、本そのものが子どもの成績に決定的な影響を与えているのではない。

 

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親の教養の程度と遺伝子が影響を与えているのだ。

 

もっとも愉快な例は、
ドイッの出生率の低下とコウノトリの減少の関係である。
 

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1965年から87年までの人間の出生率とコウノトリの出生数をグラフで表すと、
両方の線の動きがぴたりと重なるのだ。
 
ということは、コウノトリが赤ちゃんを運んでくるという伝説は真実なのだろうか?
 
 まさか、そんなことがあるわけない。
ただの偶然の一致で、決して因果関係があるわけではない。
 
結論-
ある出来事が、どのようなつながりで起こっているのかを正しく見るようにしよう。
 
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原因と結果を示す矢がまったく反対方向に向いていることがある。
 
ときには、つながりなどはじめから存在しな いこともある。
....コウノトリと赤ちゃんの関係のように。
 
というお話でした。🙂
 
 
何故、コロナ感染者が減らないのでしょう。
 
感染者の早期発見と隔離、人の移動の禁止をしないからでしょう。
 
感染防止と経済という
大きさが違う両輪を回すからです。
矛盾しているのです。
 
「生活費分のお金を払うから
どうか家にいて下さい。
最低昼間だけ行動して下さい。
税金は免除します。
あるいは昨年分の半分を戻します。
医療従事者は危険手当を増やします。
マッサージ無料券を配布します。」S首相表明。(fake)
 
期間限定のGoToキャンペーンより安心安全だと思いますが。🙂
 
 
🌌
宇宙の創造と自己存在を意識すると思考が変わります。
短呼吸法......吸って一時止める、吐いて一時止める、反復。これだけで落ち着きます。
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ありがとうございました。 は嬉しいです。😉

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