💜 勝ちは損する? 20.7.31

勝者がはまりやすいワナがあるのだろうか?

 

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オークションで高値で落札したとしても損するのだ。

 

入札価格の幅がある場合

実際の価値はその中間帯であることもしばしばだ。

 

値をつりあげていく競争になってしまう。

 

何故だろうか?

それは、対象物の実際の価値があいまいではっきりしていないからだ。

 

購入希望者が多くなればなるほど、対象物 の価値を過大評価する可能性が高くなる。

 

実例 ↓

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“エキゾチック”な文字盤で知られるロレックスのモデル。

俳優のポール・ニューマンがこの時計を手首に巻いた後、この「デイトナRef.6239)」は、1980年代にイタリアのディーラーとコレクターが、彼の名前にちなんで“ポール・ニューマン”と命名したことから17億円以上となる!

 

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また、ライバルに 負けたくないという気持ちが働くことにも原因がある。

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ある製造工場のオーナーがいる。

彼は、アップル社がiPhone製造のために実施した競争入札における

業者間のすさまじい戦いぶりについて語ってくれた。

 

どの業者もアップルの"公式納入業者声になりたい一心で、 価格をとことん下げた。

そして、落札した業者は必ずと言ってよいほど損失を出したという。

 

仮に

あなたは、1万円を手に入れるために、いくらだったら払うだろう?

 

想像してほしい。

あなたとライバルがオーク ションに参加するとする。

 

ルールは次の通りだ。高く値をつ けたほうが1万円を受け取れる。

 

そして、ここが重要なのであるが

両者とも、自分で最後につけた入札価格を支払 わなければならない。

 

さて、あなたはいくらまで賭けるだろうか?

 

はじめの段階では、1万円もらえるなら

3、4000円くらいは払ってもいいと考えるだろう。

 

もちろん、あなたのラ ィバルもまったく同じように考えているはずだ。

そこであな たは、9900円出しても損はしないと考え、入札する。

 

ところが、ライバルは1万円に値をつり上げた。

もしこの 金額で落札すれば、ライバルの利益はゼロになる。

1万円のために1万円を支払うからだ。

 

しかし、あなたはもらえるものが何もない上に9900円を失ってしまう。

(あなたのつけた最後の入札価格をはらうルールだったから)

 

そこで、あなたはさらに金額をつり 上げる。

1万1000円なら、あなたが勝てば1000円を 失うだけで、それ以上の損は出ない。

 

けれどもライバルは1 万1000円を失う。

 

そして、ライバルはさらに入札価格を上げていく。

さて、あなたはどの時点で手を引くだろうか?

 

ライバル はいつあきらめるだろうか?

仲間とこのゲームを試してみるといい。

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ウォーレン・バフェットの助言を心にとめておこう。

「オークションには決して参加しないように」

 

では、入札を避けられない業界で働く人はどうしたらいいだろうか。

 

その場合には、まず最高入札価格を決める。

 

しかし、ほとんどのケースは過大評価している。

 

そこで、「勝者にはワナがある」のだから

その分として予定入札価格から20%を差し引く。

 

その数字を紙に書き、それを上回る金額になったら入札をあきらめることだ。

 

......。

 

特にギャンブル性の高いことには

引き際を良くすることを信条にしましょう!😎


 

今が未来への岐路なのです。勇気と強い心をもって進みましょう!😐 

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