🌎 421. トピックス・マインド 20.11.12

f:id:yoimonotachi:20201023090623p:plain15年前、大変に共感し考えさせてくれた内容です。
少しずつ振り返ろうと思います。今でも通用する内容だと思います。
 
 

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25. 日本の製造業はどうなるのか

またこうして新しい時代が進んでいくなかで、今の日本を支えている日本の製造業はどうなっていくのでしょうか。 


基本的に日本は製造業の現場の強さで考えたら世界一だと思います。しかしその一方で経営手法や戦略において改善すべき点が多々あり、その悪影響が現場に暗い影を落としていることも多々あります。

 

さらに現場の強さといっても、熟練技能者の退職や海外生産移転などで空洞化している部分がたくさんあるのも確かです。

しかし世界と比較した場合には、日本の製造業の現場の強さは、依然として世界一だと思います。

 

わたしは「グレイト・コラボレーション=偉大なる共生」社会が来ても、引き続き日本は製造業の大国であり続けるだろうと思います。

 

ただし、今までの20世紀の姿といくつか変わる点があると思います。まず、製造業は大企業でも中小零細企業でも、非常に熾烈な国際競争にさらされ続けるでしょう。

 

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そのため、製造業を担う人は野球で言ったらアマチュアの草野球の選手ではなくて、プロ野球の、それもメジャーリーグの選手が活躍する場所になるだろうと思います。

 

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米国のメジャーリーグに全世界から優秀な人材が集まっているのを見ればわかるように、日本の製造業にもこれから全世界から優秀な人材が集まってくるのではないでしょうか。

 

したがって20世紀のように製造業が国を支える産業であり、国民の雇用の中心であるという姿は次第に変わっていくと思います。

 

特に競争力の強い製造業は世界の製造業であり、ものすごく実力のある人が働く場所だ、ということになっていくのではないでしょうか。

 

それからもうひとつ変わる点は、どんなに競争力の強い製造業であっても、これからは健康と持続可能性という2つの基本的な価値観を揺るがせにするような企業は、社会から排除されていくだろうということです。

 

ともすると今の製 造業は激烈な競争を勝ち抜くために基本的な価値観を揺るがせにしたり、判断基準を使い分けたりするところがあります。

 

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そういう企業は恐らく、これからの時代には人々から拒絶されるでしょう。

ということは、これからの日本の製造業には非常に優れたリーダーが必要になるはずで、優れたリーダーがいないところは、経営としては次第に成り立たなくなっていくのではないでしょうか。

 

第5章改革・国創りはどうやって進めればよいのか

1. 昭和31年の経済白書

さて、ではこのような特徴を持つ「グレイト・コラボレーション=偉大なる共生」社会へ今の日本が本格的に移行するには何が必要なのでしょうか。

 

基本的にロハスな生き方は静かに幅広い層の日本人に広がりつつあります。ですから時代は何もしなくても自然とロハスな方向へと進んでいくでしょう。

 

しかし、時代は時として、「勢い」を求めます。わたしは今の日本を見ていると、ちょうど昭和30年頃の雰囲気に似ているような気がするのです。

 

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昭和30年というのは翌年の経済白書にもはや戦後ではないと書かれた年で、昭和31年の経済白書を若干長くなりますが、以下に引用してみたいと思います。

 

「もはや「戦後」ではない。我々はいまや異なった事態に当面しようとしている。回復を通じての成長は終わった。今後の成長は近代化によって支えられる。

そして近代化の進歩も速やかにしてかつ安定的な経済の成長によって初めて可能となるのである。

新しきものの摂取は常に抵抗を伴う。経済社会の遅れた部面は、一時的には近代化によってかえってその矛盾が激成されるごとくに感ずるかもしれない。

しかし長期的には中小企業、労働、農業などの各部面が抱く諸矛盾は経済の発展によってのみ吸収される。

近代化が国民経済の進むべき唯一の方向とするならば、その遂行に伴う負担は国民相互にその力に応じて分け合わねばならない。

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近代化–トランスフォーメーション–とは、自らを改造する過程である。その手術は苦痛なしにはすまされない。

明治の初年我々の先人は、この手術を行って、遅れた農業日本をともかくアジアでは進んだ工業国に改造した。

その後の日本経済はこれに匹敵するような大きな構造変革を経験しなかった。

そして自らを改造する苦痛を避け、自らの条件に合わせて外界を改造(トランスフォーム)しようという試みは、結局軍事的膨張につながったのである。」

 

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2. キーワードが未来を創る

この昭和31年の経済白書のなかには、

「近代化」が国民経済の進むべき唯一の方向 だと書かれていますが、昭和30年代以降の20世紀は、世の中のあらゆるものが「近代化」という名前のもとに変化していった時代だと思います。

 

小さな工場が大きな工場になるのも近代化。石炭に代わって石油が使われるようになるのも近代化。

海塩か 精製塩になるのも近代化。

トイレが水洗式になるのも近代化..。

 

まさに時代は「近代化」というひとつのキーワードを得て、一気に前に進んだのだと思います。

 

さらに戦後の高度経済成長を推進したエコノミストである下村治氏は、

以下のように発言したと紹介されています(『エコノミスト三国志』、水木楊、文春文庫、平成11年、より引用)。

 

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「日本経済についてありとあらゆる弱点を言いつのり、いまにも破局が訪れるような予言をする人々を見ていると、アンデルセンの醜いアヒルの子を思い出す。

 

その人々は日本経済をアヒルかアヒルの子と思っているのではないか。実際の日本経済は美しい白鳥となる特徴をいくつも備えている」。

 

まさに今の日本もそのとおりだと思うのですが、

時代の転換点ではとかく長所が目に付かずに短所だけが目に付き、

将来に対して悲観的な思いが高まっていくものです。

 

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だからこそ、時代は勢いを得て次の新しい時代へと進んでいかなければならないのです。

                       日本再生プログラム推進フォーラムより  

 

リーダーは今まで何をしてきたかが行動基準になると思います。

例えば田中元首相は建設業出身です。

コンピューター付きブルドーザーのごとく

日本列島改造論を実行しました。

良し悪しはともかくリーダーとしての考えが明確です。

小泉元首相は庶民の生活とは別の偏狭な郵政改革のみでした。

さて菅首相は?

過去は裏舞台担当、寝業師だったように思えます。

今は表舞台ですが...暗い目が気になります。😎

 

 NEWS>11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落し、15時現在(日本時間12日午前5時)は前日比75ドル72セント安の2万9345ドル20セントで推移している。ダウ平均は今月に入り前日までに2900ドル強上昇しており、短期的な過熱感を警戒した売りに押された。一方、週初から下げが目立っていたハイテク株には見直し買いが入り、相場を支えている。日経新聞より    
                

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                              トピックス一覧 - Yahoo!ニュースより  

 
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