🌎 423. トピックス・マインド 20.11.16

f:id:yoimonotachi:20201023090623p:plain15年前、大変に共感し考えさせてくれた内容です。
少しずつ振り返ろうと思います。今でも通用する内容だと思います。
 

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第6章「グレイト・コラボレーション=偉大なる共生」社会のインフラ整備

1. インフラ整備のポイント

では、いよいよ具体的にこれから10年で国がどんなインフラ整備を行っていくべきかということになりますが、

 

まず第1が「日本列島復元10ヵ年計画」と名づけた国土の徹底的な「大掃除」と「安全対策」。

第2が「新ディスカバージャパン・観光立国10ヵ年計画」と名づけた全国一斉の観光立国に向けた地域おこし事業の展開。

第3が「土から始まる個人経済復興10カ年計画」と名づけた国民全体への多目的型農業の普及。

そして第4がすべてのインフラ整備と民間産業の育成を行うための資金を、広く国民から調達して、未来に残るすばらしい資産として残すためのインベストメント・バンク(投資銀行)の設立です。

 

2. 日本列島復元10カ年計画

まず、これから「グレイト・コラボレーション=偉大なる共生」社会を進めていく うえで一番ネックになるのが、

20世紀の負の遺産として国土が乱開発であまりにも汚れすぎていて、また危険であるということです。

 

ロハスの価値観である健康と持続可能性という価値観に照らしてみたとき、

今の日本はまずその国土が健康な生活に向かない部分がたくさんあり、また持続可能な生活を営むことが危険でできない場所がたくさんあります。

 

基本的にこれからの時代は民間の活力が時代を動かしていくわけですが、

その前に、古い20世紀型の国家が21世紀の新しい時代に何を残せるかと考えると、それは国土の徹底的な「大掃除」と「安全対策」です。

 

具体的には

不要となった構造物の解体撤去、

土壌や河川、湖沼、海の徹底的な浄化、

広葉樹への植林のやり直し、

徹底的な防災対策など

であり、

 

それをわたしは「日本列島復元10ヵ年計画」と名づけたいと思います。

 

ちょうど昭和39年に東京オリンピックがあって、

30年代の10年間に当時の「近代化」という方針のもと、日本の国土は大きく様変わりをしました。

 

しかしその急激な開発は環境破壊などの大きなひずみを生み、

その負の遺産はその後も「近代化」の進展と共に決して消えることなく、現在に残っています。

 

さらに国土の安全対策を考えると

近年多発する大規模な自然災害に対して、都市も地方も依然として大きな危険にさらされている場所が多いということに、改めて驚かされます。

 

こうした「大掃除」と「安全対策」には多額の費用と多くの人手が必要になります。

中小零細企業がヨコにネットワークを組みながら動いていくだけでは、手に余るものがあります。

ですから新しいインフラとして、最初に国が一気に事業を 進めておく必要があるのです。

昭和39年に開業した東海道新幹線は東京・大阪間の移動時間を従来の半分に短縮しました。

これが日本経済のその後の発展に大きな貢献をしたことは言うまでもありません。

 

経済にはボトルネックという言葉があって、全体のシステムのなかで問題を抱えている特定の場所が全体の成長を阻害している場合に、そこはボトルネックになっていると言います。

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これから日本で「グレイト・コラボレーション=偉大なる共生」社会を建設していくにあたって、大きなボトルネックになるのが、

国土の汚れと危険です。

これを「日本列島復元10ヵ年計画」で解消していくことは、非常に重要なことです。

 

3. 新ディスカバージャパン・観光立国10ヵ年計画

さらに次が本格的な地域おこしです。

既に述べているようにこれからの日本の発展は地域が主役になっていきます。

ところが地域の多くは既に過疎や不況で疲弊し、自律的に立ち直る力が失われているところが少なくありません。

そもそも観光というのは

英語では景色を見ると表現され、あたかも名所・旧跡・娯楽施設などの客寄せ物件に、人を呼び込んでお金を落とさせることであるかのように言われますが、実際には全く違います。

 

永遠の観光地といわれるような、常に観光客が訪れて止まない場所というのは、

そこに住んでいる人がその土地の衣、食、住を満喫していて、住んでいる人たちから出てくる優雅さ、その優雅さが放つ明るい光、それが観光資源そのものになっているのです。

 

ですから観光というのは必ずしも観光地を見に行くだけではなくて、たとえば企業視察などでも、観光旅行というものが成り立ちます。

 

非常に元気が良くて前向きに仕事に取り組んでいる企業を訪問すると、そこに働いている人から光のような明るさと元気を感じます。

 

視察した具体的な内容は忘れてしまっても、そのときに感じた明るさと元気は、帰ってからの仕事に大きな張り合いを与えるものです。

 

ですから企業視察も観光地は見ませんが光を観るという意味で、

立派な観光旅行なのです。

 

というわけで観光立国というのは具体的にはどういうことかというと、

初めから観光客がたくさん来るように設備を作るのではなくて、

その土地に住む人がその土地の衣、食、住を満喫して住み続けられるように、その土地に最も適した生業、産業を確立させることを指すのです。

 

適地適作、

地産地消、

天産自給の推進であり、

新たな産業、企業誘致であり、

地域の人材開発であり、

あるいは文字どおり、

観光地を美しく整備し、景観を復元し、

 

特に20世紀の近代化の過程で失われた日本の良さ

地域単位で復元していくという意味なのです。

 

それを国が10年間ほど資金や人材、ノウハウに関して

各地域の要望に沿って全面的に支援していこうということです。

 

こうやって何らかの方法で

その地域の衣食住が確立すれば、当然、他の地域から人がそれを見に来るでしょうし、何しろ観光産業というのは雇用の吸収力が非常に大きいですから、地域の雇用拡大にも大きな貢献をします。

 

観光立国というのは、

まず地域おこしを行って、それが成功することでその地域の衣食住を満喫する人が生まれ、

同時にその地域が特色ある観光地になっていき、日本中にすばらしい観光地がいくつも生ま れていくことを意味しています。

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江戸時代の人々の暮らしを見てください。

大名の参勤交代そのものが旅行ですし、

そのうえ、お伊勢参りなど、庶民の旅行が大流行し、

全国各地の名所旧跡、名産、名物が観光資源になり、

全国的な経済交流が旅行を通じて広がっていきました。

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ロハスな生活においては、観光旅行はきっと大きく成長する分野だろうと思います。

                        日本再生プログラム推進フォーラムより  
 
住みたいと思える土地づくり、住民、住宅が増え、消費材が増えていきます。
次の世代のため、安心安全のため、自然と社会インフラが整備されます。
経済、文化、教育、芸術まで発展する未来設計図ですね。
国の指導者になる人には
こういった首長などの行政経験や立案者が持つべき資格だと思います。😎
 

NEWS>13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発した。前日比399ドル64セント(1.4%)高の2万9479ドル81セントで終えた。前日は新型コロナウイルスの感染拡大を懸念した売りが広がり、300ドル強下落した。売りがひとまず一巡し、ワクチンの普及が追い風になる景気敏感株を中心に買いが優勢になった。日経新聞より

               

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                              トピックス一覧 - Yahoo!ニュースより  

 
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