🌎 417. トピックス・マインド 20.11.6

f:id:yoimonotachi:20201023090623p:plain15年前、大変に共感し考えさせてくれた内容です。
少しずつ振り返ろうと思います。今でも通用する内容だと思います。
 
 

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15. 価値はどうやって生まれるのか

そもそも20世紀の経済学では価値というものは労働によって生まれるとあります。

しかし、本当でしょうか。

 

ロハスな生き方をしているとよくわかりますが、

価値というものはまずその圧倒的な部分が自然からの一方的な贈与によって生まれてくるものであり、その自然の恵みに人が十分に手をかけることで、最高の価値になると考えられます。

 

農作物が育つときの様子を見てもよくわかります。

そもそも植物を作り育てるのは自然です。人はどんなに利口になっても菜の葉一枚作ることはできません。

 

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畑に芽を出す植物というのは、

自然が我々に一方的に贈与してくれるものなのです。しかし同時に自然に生える植物をそのまま放置しておいても、決しておいしい農作物を収穫することはできません。

 

人が丹精込めて手をかけて初めて、

すばらしい農作物として収穫することができるのです。工場で工業製品を作ることも同じです。

 

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工業製品を作る機械、道具があって、マニュアルに従ってそれらを動かしさえすれば、確かに製品ができるように見えます。

 

しかし工業製品の本当の付加価値というのは、

いかに丹精込めて製造設備を改善し、いかに緻密に整備し、いかに上手に道具や機械を動かすかによって決まるのです。

 

機械と道具とマニュアルを並べれば

すばらしい製品ができるということは全くありません。工場にいかに人が丹精込めて手をかけるかで工業 製品の最終的な品質と価値が決まるのです。

 

さらに人の教育でも同じです。

人は自然の力によって成長していくことができます。しかしなぜ人は古来教育というものに熱心であり続けたのかといえば、自然に育っていく人を、人が丹精込めて教え導くことで、よりすばらしい人に成長していくからです。

 

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こうして我々は日常の仕事や生活のなかで、

あらゆるものの価値というのは自然が我々に与えてくれる一方的な贈与の上に、我々が丹精込めて手をかけることで得られるものだということを、知ることができるのです。

 

 

16. 利害打算から善悪へ

さらにロハスな生き方のなかには善悪という価値観が明確に出てきます。

 

今の経済学では

善悪という価値観は明示的に取り上げられることがなく、すべては損か得か、損得の利害打算によって人々が行動していくと仮定しています。

 

人は、

自分の効用といって、明確に数値化できると仮定されている自分の欲望を、予算制約の範囲内で常に最大限に保つことがすばらしいことだと説かれていて、足るを知るということがありません。

 

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あるいは企業は

単にさまざまな資源を寄せ集めて並べておくだけの倉庫のような場所であるようで、

 

そこには自分の損得しか考えない限りなく強欲な経営者が居座り、工場設備でも人員でもできるだけコストと時間をかけずに大胆に減らしたり増やしたりできることが競争力であると言われたりします。

 

しかし、それは本当でしょうか。

逆に言えばこうした善悪を無視した利害打算だけの経済学が蔓延したために、20世紀の社会は崩壊に向かわざるを得なくなったのではないでしょうか。

 

なぜ世の中で改革という名のもとに破壊だけが広がっていくのか。

それはまだかろうじて残っていた善悪という価値観を排除して、世の中のあらゆることを損得の利害打算だけで判断しようとしたからではないではないでしょうか。

 

ロハスな生き方、

そしてその延長線上にある「グレイト・コラボレーション=偉大なる共生」社会においては、利害打算ではなくて善悪という価値観がまず初めに人々が経済行動を行ううえでの制約条件になります。

 

さらに「グレイト・コラボレーション=偉大なる共生」社会においては

社会の安定化と共に、互いに長い付き合いをするネットワークというものが世の中の基本的な構造になっていきます。

 

ということは損得の計算も現時点での単一の取引だけで判断できるものではなく、

過去・現在・未来をとおして行われるべきものになります。

 

ということは、最終的に「グレイト・コラボレーション=偉大なる共生」社会における損得というのは、

互いに生き続け、共生できるためのコストの交換というところに落ち着くのではないでしょうか。

 

 

17. なぜ社会主義経済学は破綻したのか

では同時に、なぜ20世紀の社会主義経済学は破綻したのでしょうか。

 

すなわち

失業と飢えを社会から撲滅し、

階級をなくし、

資本主義を越え、

ユートピアにより近づくべき社会体制

 

であるはずの社会主義、共産主義を支えた経済学が、なぜ破綻したのでしょうか。

 

それは基本的には自由競争と競争を重視する経済学と同じところに問題 があったからではないかと思います。

 

すなわち価値の根源を

人の労働のみに帰着させ、

人の行動は利害打算によって行われる

という前提が同じように社会主義経済学でも踏襲されています。

 

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しかも社会主義、共産主義の国では政治体制が独裁的で抑圧的であることが多く、人の創意工夫が阻害され、体制の至るところで腐敗が増大していったことも、体制の崩壊を早めたと思います。

 

時間で測られる労働が価値の唯一の源泉であるということから

本人の強みや嗜好、本人の個性に合わせた就職や教育が行き届かず、いたずらに労働時間を稼ぐことのみで経済が回っていたことが、競争力の長期的かつ著しい低下を招いたのだと思います。

 

さらに政治体制のなかに

建前の善悪と現実の善悪が甚だしく異なる部分が生まれてきて、それが国民に大いなる虚偽と不信をもたらし、社会主義や共産主義の理念に基づく経済活動を内部から崩壊させていったのだと思います。

 

同じように総需要を政府が賢く管理しながら経済を運営していくという、

いわゆるケインズ経済学においても、基本的には価値の源泉について

自然の恵みを考えていませんので、

 

社会主義や共産主義ほどではなくても経済活動において

人の潜在能力を最大限に発揮するということを保証するのは非常に難しいですし、

社会主義や共産主義の政府と同じように

政治や官僚組織、あるいは企業の内部に

 

善悪の基準の揺らぎと腐敗が生まれ、

体制の弱体化が国家規模で発生し、

 

それが結果として巨額の財政赤字を生み出したのだと思います。

 

こうして考えてくると今の我々にとって、

20世紀の経済学は資本主義的な経済学も社会主義的な経済学も、

あるいはケインズ経済学においても、

その何れもが共通の問題点を抱え、

また政治体制との整合性において

 

腐敗の問題を解決できない

 

ということで、

立ち往生してしまっていると言えるのではないでしょうか。

                       日本再生プログラム推進フォーラムより  

 
命、生活、お金の順で善悪判断の政治を行えば
ブレることはないと思いますが。😎
 

 NEWS>米東部時間5日午後3時半(日本時間6日午前5時半)時点のダウ平均は前日比553ドル高の2万8400ドル付近で推移した。S&P500種株価指数を構成する主要500社のうち、9割が前日比プラス圏で、ほぼ全面高の展開だ。前日に続いてアマゾン・ドット・コムなどハイテク株の買いが目立つほか、資源や銀行など景気に左右されやすい出遅れ銘柄にもマネーが流入している。日経新聞より    
                

 

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                             トピックス一覧 - Yahoo!ニュースより  
 
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